一日の活動の始まりだからこそ『一日三食食べて健康な食生活を送りましょう!』が当たり前になってしまっている現代。
私もつい数ヶ月前までは、朝食を食べないといけないものだと思い込んでいました。
しかし、『りんごダイエット』を実践後、朝食を食べると胃が重く感じるようになり、調子が悪くなるようになったことから、ものは試しにと朝食を抜くようにしました。
すると思った以上に調子が良くなり、体重も一定にキープできるようになったことからやめても良かったのと思うように。
SNSやYouTubeでも『一日三食は食べ過ぎ』と言われるようにもなっていて、案外気になっている方も多いのではないでしょうか?
今回は朝食をやめた筆者にとっての体感したメリットをまとめてみました。
▼今回はこんな方に向けた記事になります。▼
- 健康的な習慣を考えている
- 朝食が不要と思っている
- 毎日なんだか眠くて、だるさを感じている
結論、朝食は不要で一日三食は近代の習慣によるもの
成長期や日常的に激しいトレーニングを行っている方でも無い限り、私のような大人は朝食は不要だと思います。
一日三食不要と言われる理由が下記の通りです。
- おおよそ江戸時代中期までは一日二食が日常的だった(諸説あり)
- そもそも体を動かすことが減っている
- トースターを販売するための宣伝により、一日三食が広まったなどなど…
庶民が一日三食食べるようになったのは、ここ100年以内できごとで近代的なものだといわれるのが定説です。
現代とその頃を比較すると、仕事ではデスクワークが増え、移動手段でも徒歩ではなく電車や車を使うため体を動かすことが大きく減っています。
となると、必然的に消費するカロリーが減り、余ったカロリーは当然脂肪になります。
朝食をやめることで考えられる効果
朝食をやめることで得られる健康効果は諸説ありますが、ここでは3つ紹介いたします。
- 食欲が抑えられる
- 体脂肪が減る
- 体のだるさや眠気が減る
食欲が抑えられる
『朝食を食べないとお昼や夕食でたくさん食べてしまう』だとか『我慢した反動で食べてしまう』という話を聞いたことありませんか?
最近の研究では逆で、『朝食を食べる人のほうが一日の総カロリーの摂取量が260kcalほど多い』という結果です。
つまり、朝食を食べないことで食欲そのものを抑えられているとも言えます。
脂肪が減る
『朝食を食べないと筋肉を分解してエネルギーに変える』という話を聞いたことはありませんか?
これも研究結果によると『朝食を食べていない人と比べて食べている人のほうが体重が重く、その約80%が脂肪だった』という結果に。
単純に朝食を食べることで脂肪が付いてしまうということだけなので、筋肉の分解は大したことはないという話です。
現代人の血中には活動に充分な糖が含まれているので、可能な限り体にある糖を使うようになるみたいです!
血中の糖も断捨離してしまえば、脂肪は必然的に減っていきます。
体のだるさや眠気が減る
体のだるさや疲れ、眠気などの原因は消化による影響が大きいと思われます。
前日の食事から時間を開けずに、胃が疲れたままで朝食を食べれば必然的に体力を消耗してしまいます。
朝食を食べないことで、胃を休めることができて体の怠さや眠気から次第に開放されるようになります。
また、体の怠さの原因は糖の摂り過ぎとも言われるので、血中の糖を減っていく相乗効果によるとも言えそうです。
健康意外に得られるメリット
副産物として得られるメリットもまだまだあります。
- 一食分食費が浮く
- 朝食のための時間が省ける
- 思考力がクリアに感じる
一食分食費が浮く
一食分食べないので当然ながら食費が浮いて、その分節約することができます。
朝食といえば食パンだったり、シリアルだったり…比較的手軽なものを食べてしまいがちではないでしょうか?
忙しいビジネスパーソンであれば、コンビニでパンやおにぎり、コーヒーをセットで購入するという方も多いと思われます。
おおよそコンビニの朝食代で400円として考えても、一年で約10万円近くにまでかかるのだから毎日の積み重ねも甘く見ることはできません。
年間この金額を節約できるのはかなりのメリットになりそうです。
朝食のための時間が省ける
朝食をやめると、朝食を用意する時間からも食べる時間からも開放されます。
朝の支度の準備はもちろん、規則正しい生活を心がけていても起きられないときってやっぱりあります。
今まで朝食を食べていた時間を、長めの睡眠にしてもいいし、読書や運動に充ててもいいと自由に時間を使うことができるようになるのはかなりのメリットです。
単に時間のゆとりがあるだけで、忘れ物もなくなるし、慌てて出なくていいので心の余裕が大きく変わってきます。
思考力がクリアになる
人間が一番頭が冴えているとされる午前中の時間を、せっかくなら生かさない手はありません。
先述した内容にもあったように、朝食を食べることで消化にエネルギーを使うので、脳より胃へエネルギーが優先されてしまいます。
そのため、頭が冴えたような感覚になるのも納得できそうですね。
加えて、朝ごはんを用意したり選んだりすることも考えなくていいので、思考力や判断力を朝食に回さなくて良くなります。
朝食をやめるコツ
取り組み始めた最初の頃は、いつもと違うので空腹が辛く感じることでしょう。
少しでも和らげる方法としては『白湯』や『ホットコーヒー』といった暖かい飲み物を飲むと空腹が和らぎます。
または、タンパク質を豊富に含んだ『プロテイン』でも代用は可能です。
タンパク質は空腹を抑える働きがあるので、朝食抜きがなれない間は代用してみるといいでしょう。
最後に
今まで当たり前に食べていた朝食をパタリとやめてからというもの、少しずつメリットを感じています。
今までは朝食を食べないことは不健康でだと思い込んでいましたが、朝食を食べないことで体型の維持はもちろん、健康的な一面だけでなく思考力の向上や節約にもつながり、たくさんのメリットを実感しています。
意外にも、日常に潜んでいる当たり前は不要な場合もあり、断捨離するのは日常生活にも潜んでいると実感する経験だとも感じています。
健康というメリットはすぐに実感できるものではありませんが、続けていくことで少しずつ実感していただけるはずです。
お金のかからないチャレンジなので、皆さんも是非実践してみてはいかがでしょうか?
ではノシ