数年前にブームになった『〇〇だけダイエット』に今更ながら興味を持った筆者です。
20代後半になってくると段々と健康を考えるようになり、今回のりんごダイエットに挑戦するに至った次第です。
なぜりんごダイエットに興味を持ったのかというと、9〜10月はりんごがちょうど旬の時期でりんごはいくらでも食べて良いというシンプルな内容に惹かれたのが理由。
わずか3日間だし、りんご食べ放題なら余裕だと思っていました。
ただし、タイトルに記載している通り『りんごダイエット』というよりはデトックスや腸活に近く感じています。
▼下記の内容が気になる方に向けた記事になります。▼
- りんごダイエットの効果が知りたい
- デトックスや腸活に興味がある
- 便秘気味で困っている
※口内炎やヘルペスができやすい人には向かない食事療法とされています。
りんごダイエットの手順
用意するものは大量のりんごとエクストラヴァージン・オリーブオイルの2つだけです。
あとは下記の手順に従って、黙々とりんごを食べて寝る前にオリーブオイルを飲むだけ。
ただし、筆者の場合3日目の夜りんごが無くなりやむを得ずおかゆ副菜を食べています。
- 3日間りんごだけを食べる(目安としては5個以上、多めに食べる)
- 毎晩エクストラヴァージン・オリーブオイルを大さじ1杯飲む
- 水を多く飲む(1.5〜2L程度)
- コーヒーとお茶は飲んでいい(1〜3杯程度)
- ダイエット後は刺激物は控えるか、量は抑える
結論:お腹のすっきり感と疲労感が消える
ダイエットを初めてから2日目に、お腹のすっきり感と疲労感が無くなる感覚に変わります。
すっきり感は文字通り快便でお腹の重みが改善されました。比較的快便ですが、それでも効果を実感できるくらいに軽く感じます。
さらには、先日まで残っていた疲労感が解消され体が軽くなる意外な発見もありました。
これらはりんごの効果によるもので、これだけ大量に接種していくと何かしら体へ影響が出るのかもしれません。
- 消化に良く、胃粘膜を守る働きがある
- ポリフェノールが豊富で、免疫作用と美肌効果血圧の予防などが期待できる
- 皮に含まれるペクチンには腸整作用があり、腸の働きを高めてくれる
- ペクチンの働きで、腸内のコレステロールを吸収し排出してくれる
ペクチンやポリフェノールの多くが皮に含まれるので、皮を含めた丸ごと食べるようにしましょう。
3日間の記録
実体験の感想を日毎にまとめました。同じものを食べ続けるのがこれほどまでに辛いとは…。
ダイエット目的ではありませんが、体内から排出されている意味でも参考程度に体重を記載しています。
1日目
- りんご✕8個
- コーヒー✕2杯
- 水✕2L程度
- オリーブオイル✕大さじ1杯
- 体重 63.2kg(身長174cm、BMI21程度の標準体型)
初日なので、りんごの美味しさを堪能できて続けられそうな思いでいっぱいでした。
旬のりんご特有の、甘みが強くほんのりとした酸味がバランスが良く美味しい!!
しかし、この感想も夜になるとりんご以外のものを欲するようになります。
普段から食べ慣れていないからか、りんごを食べた後どことなく胃に鈍痛(?)のような感覚がありますが10分程度で解消します。
不思議と食欲は抑えられますが、胃が水で満たされているような感覚で満腹とはまた違った印象です。
りんごの水分に加えて、水分補給を常時行っているせいかトイレには近くなります。
始めた当日も問題なく快便で特に前日と体調で変わった様子はありませんでした。
2日目
- りんご✕8個
- コーヒー✕2杯
- 水✕2L程度
- オリーブオイル✕大さじ1杯
- 体重 62.6kg
初日のような勢い良くりんごを食べることが厳しくなってきました。やはり同じものを食べ続けるのは辛いです。
新たな発見としてお通じが段違いにいいです。とにかくすっきり感が違うのに加え、体が軽く感じます。
汚い話ですが、便の色がいつもと違い少し黒みをおびていて、塊ではなくサラッとしているような状態。
さらには、先日まで続いていた疲労感や体の怠さも軽くなっていて、りんごの疲労回復効果がここまでとは思ってもいませんでした。
自炊や食事に要する時間がないので、想像以上に時間を持て余しました。
そのため、別のことで気を紛らせるようになり仕事や家事作業が想像以上に集中できました。
相変わらずトイレが近いのは変わりません。会社や帰宅時の食べ物の匂いが強烈に辛くなってきます。
明日で最終日です。そろそろりんごを食べ続けるのも辛くなってきました。
3日目
- りんご✕8個
- コーヒー✕2杯
- 水✕2L程度
- おかゆと副菜、納豆、具なしの味噌汁
- 体重 62.1kg
朝からりんごをかじる生活も本日で最後です。りんごを見るのも匂いもしばらくはいいかな…。
この日はお通じは出ましたがほんの少量。便の状態は前日と変わりませんでした。
体の軽さも前日と変わらず軽いままで、集中力も持続しているのには驚きです。
体を動かすことが多い筆者ですが、エネルギー切れを感じることもなくだるさも特にありませんでした。
▼夜分のりんごが足らず、消化に良いものへ切り替え。
消化に影響しないように、ゆっくり可能な限り噛んで飲み込みます。
いつもであればこの量だと足りないはずですが、胃が慣れていないせいか満足できています。
普段の食事のありがたみがとんでもなく嬉しく感じます。
ダイエット終了後
- コーヒー✕2杯
- 水✕2L程度
- 朝/昼 前日と同じく、おかゆと副菜、納豆、具なしの味噌汁
- 夜 野菜鍋
- 体重 62.1kg
前日と同様に和食をベースに消化に良いものを摂取します。
お通じは相変わらず良いですが、2日目から特に変わりはありません。
体の軽さや集中力も前日と同様に持続中です。こちらも特に変わった感覚はありません。
胃がまだ慣れていないせいか、少量のおかゆや副菜であっても満足できるようになりました。
経過観察として4日ほど経ちましたが、食事量はダイエット前と比べても格段に減っています。
注意点として、終了後2日目から胃が消化に体力を使うので強烈な体の怠さと眠気が襲ってきます。
実感した効果
筆者が感じた効果は下記の5つです。
- お通じが良くなりお腹がスッキリする
- 体の疲れが改善される
- 集中力が増す(食欲を紛らわすため?)
- 食事量が減る
- 意識的に食事を改善するようになる
お腹の調子はダイエットを始める前とは段違いに良く、普段から快便な筆者であっても体がかる感じています。
集中力については、効果はあったのかもしれませんが食事から気を紛らせるための一つの手段だったのかも…?と思わなくはないです。
意外と一番効果があったのは体の軽さと疲労感の回復でした。糖質制限と似た感覚で、日中の眠気や怠さが圧倒的に違います。
いかに糖質を多く取っていたか実感できるレベルだったので、これをきっかけに食事と量の見直しをするきっかけにもなりました。
最後に
万人にオススメできるダイエット法ではありませんが、興味がある方には是非やっていただきたいダイエット法です。
続けるコツは美味しいりんごを用意するというのは言うまでもなく、ダイエット期間中に気を紛らせるために何をするか決めておくことを特にオススメします。
料理や食事をしないと想像以上に時間を持て余してしまうので、食への誘惑が強烈にストレスに感じてしまいます。
来年もまたこの時期に実践を考えていますが、積みゲー(溜まったゲーム)や部屋の模様替えでもしようかと反省してます。
ではノシ