節約意識が浸透してきた現代では、『ラテマネー』を耳にしたことがある方も多いと思われます。
文字通り『コーヒー1杯分のお金』のことで、何気なく使っている小さな支出に対して言われることもあります。
そんなラテマネーについてちょっとした質問ですが、コーヒーやコンビニスイーツなどにどれくらいお金を使っていますか?
筆者の場合だと、だいたい5,000〜10,000円程度のラテマネーを払っていました…。
少額とはいえ、一ヶ月の積み重ねがこれほどのものとは思いもよらず…。
でも大丈夫!ラテマネーも習慣によるもので、意外と簡単にやめることができました。
今回はやめるに至るまでの道のりを、筆者の体験をもとにまとめてみました。
▼今回はこんな方に向けた記事になります。▼
- 節約を考えている
- ついついコンビニやカフェに寄ってしまう
- 貯金をしたい
そのラテマネーを積み重ねるととんでもない金額
それにしても、一ヶ月のコーヒー代だけでそんなに行くものかと思い計算してみました。
チェーン店のコーヒー1杯あたりの金額は350〜400円程度だとして、出勤日を20日として計算すると…
350(円)✕ 20(日)= 7,000(円・月)
450(円)✕ 20(日)= 9.000(円・月)
▼さらに年計算すると…
7,000(円・月) ✕ 12(月)=84,000(円・年)
9,000(円・月) ✕ 12(月)=108,000(円・年)
チリツモとは本当に恐ろしくて、これだけの大金が習慣化したことで消えていたのです(筆者の体験からだと少なめに計算しています)。
今回はコーヒー代として計算しましたが、スイーツやお酒でも同様のことが言えます。
もちろんラテマネーが悪いとは言えませんが、これだけの金額があれば旅行や食事、欲しいものも手に入れることができます。
ラテマネーの削減は寄り道をしない、そのために…
ラテマネーをやめる方法は、お金を使う機会を無くしてしまうことです。
ついつい帰宅時に口寂しくなり、コーヒーやお菓子を買いたくなりがちですが、寄り道をせずまっすぐ帰宅するように心がけます。
寄り道をしないための手段として、下記の方法が個人的にはオススメでした。
- まっすぐ帰りたくなるように、自宅に楽しみを用意しておく
- 慣れるまではコーヒーやお菓子など好きなものを自宅に用意しておく
- チートデーを設ける
まっすぐ帰りたくなるように、自宅に楽しみを用意しておく
帰りたくなる理由は何でもよくって、ゲームやアニメ、漫画、お風呂、だらだらなどなど…。
とにかく帰りたくなるような理由を考えて、とりあえず帰宅してやってみましょう。
溜まりに溜まった積みゲーやアニメ、家の掃除などこの際にやってしまうチャンスでもあります。
意外と時間が無いと感じていた毎日も寄り道をしないだけで、したいこともやらなきゃいけないこともどんどん片付いていきます。
ひとまずこれを一週間続けてみます。
何もやることが思いつかない場合は、とりあえず一旦帰宅して帰宅後に目的地に向かってみてください。
帰宅した頃にはどうでもよくなって、スマホを触るか動画を見てゴロゴロしていることがほとんど。
それでも、習慣化をやめるための大事な一歩です。
慣れるまではコーヒーやお菓子を自宅に用意しておく
今までの習慣をいきなりやめるのはなかなか難しいものです。
習慣を辞めるためにも、今までの習慣を自宅にシフトして継続してみます。
帰宅時にコンビニやカフェに寄っていたことが習慣化していたのであれば、自宅にコーヒーやお菓子を用意しておくと効果的です。
ご褒美を自宅に用意しておくだけで、『家にあるしもったいない』と思うようになっていき、次第にコンビニやカフェには寄らなくなっていきます。
『ご褒美を自宅に用意して、それが習慣化すれば一緒じゃない?』と声が上がってきそうですが、それもその通りです。
しかし、まとめて購入するときの支出をみると、やっぱり躊躇してしまうはずです。躊躇しだしたら自然と支出と同時にご褒美も減ってきます。
そう感じたなら、ラテマネーを習慣化していた自分とは大きく違い成長している証拠。
チートデーを設ける
今まで小出ししていたご褒美を、休日だけの特別な『チートデー』として設けてみてみます。
筆者のように月に一万円もラテマネーを使っていたのであれば、チートデーにまとめて一万円位の金額を使ってみましょう!
一万円あったら焼肉にも豪華なビュッフェにも、プチ旅行にだって行けちゃうくらいの金額です。
この体験を通じると、小さな支出がかなりの高額出費だったと気付くいいきっかけになるはずです。
我が家ではラテマネーを最小限にして、プチ旅行を楽しんでいます。
スタバのフラペチーノもコンビニスイーツも卒業しました!!
同額のお金を使っても、メリハリを付ける習慣を身に付けると、チートデーの金額もご褒美をまとめて購入するときと同様に気にするようになります。
まずはお気に入りのボトルで持ち歩こう
まずは好きなマイボトルやタンブラーを買って、お茶やコーヒーを持ち歩いてみてください。
それだけで、ペットボトルや缶コーヒーを買わずに節約に大きく貢献してくれます。
それにお気に入りのボトルを使うだけで気分も良くなる気がしませんか?
お茶やコーヒーは自分で淹れるほうが香料が入っていない分、大味にならず美味しく楽しむことができます。
▼タンブラーは『スターバックスの桜モデル』を愛用中。
最後に
ラテマネーは何気なく使っているお金のことであり、気付かないうちに大きな出費となっていることがほとんどです。
一回の支出は小さいけれど、積み重なると大きな金額になってしまうもの。
その一回の小さな支出が『これぐらいなら買ってもいいか…』と芋づる式に支出してしまうことだってありえます(コーヒー+クッキーとか)。
『千里の道も一歩から』と考え、小さな支出に目を向けることでラテマネー以外にも固定費の見直しを考えるきっかけになるかもしれません。
この記事をきっかけに貯金が加速度的に増えると幸いです。
筆者と一緒に貯金と節約に励みましょう!
ではノシ