何回イヤホンのレビューするんだと突っ込まれそうですが、購入には少し理由がありまして…。
というのも2年以上愛用していた『Soundcore Liberty Air 2 Pro』のバッテリーがそろそろ寿命が近づいてきているようで。
バッテリーが一日持たなくなってきたので更新を検討していたところ、低価格帯最強と言われる商品がどうしても気になり購入。
さてかなり低価格な『Soundcore Life P2 mini』がどんなものなのかと試したくなるじゃないですか。
筆者と同様に、Amazonでも値下げされるタイミングが多く、気になっている方も多いのではないでしょうか?
▼下記の内容が気になる方に向けた記事になります。▼
- 5,000円以下のイヤホンの購入を考えている
- いつもセールになっているから購入を考えていた
- 安すぎるから購入に至らなかった
- とりあえずワイヤレスイヤホンを試してみたい
価格で検討しているならこれ一択
率直な感想としては、価格重視なら買いだと言えます。
そもそもワイヤレスイヤホンを買ったことないし、イヤホンにお金割きたくないと考えている方にはもってこいだと思います。
Amazon評価も1万を超えつつ、評価は☆4を維持しているのだから、安かろう悪かろうではないのは間違いありません。
おおよそ下記のような条件であれば、このイヤホンで充分と感じています。
- 音質に強いこだわりは無い
- 防水性能は特に気にしていない
- ノイズキャンセルも特に必要としていない
- とりあえずワイヤレスイヤホンを体験してみたい
スペック表を下記に記載いたします。
Soundcore Life P2 mini | |
イヤホン本体の使用時間 | 8時間 |
ケースを含めた使用時間 | 32時間 |
イコライザー | 22種類(デフォルト含む、アプリを使った設定はできない) |
ノイズキャンセリング機能 | × |
ワイヤレス充電 | × |
防水 | IPX5 |
Bluetoothコーデック | SBC / AAC |
軽量 | 47g |
価格 | 4,490円 |
価格は4,490円と記載していますが、500円オフクーポンが常に出ている状態です。
筆者がセール期間中に購入したときの価格は3,592円でした。安すぎ。
ノイズキャンセリングやイコライザー調整などのハイエンド機能は備わっていませんが、それでもこの価格なんだから文句はありません。
低価格だけどイコライザーの設定は豊富
▼デフフォルトを含めた22種類のイコライザー設定。
個人的な好みは『R&B』。
ドンシャリ音は避けられないけど、イコライザー設定次第である程度は改善できていると感じています。
ただし、好みのイコライザー調整ができないので注意が必要。あくまでも、設定されているイコライザーから選ぶのみとなります。
驚愕の軽さと小ささ
▼『Air 2Pro』との比較。小ささが際立ちます。
個人的に気に入った点は、本体のサイズ感です。『mini』というだけのことはあります。
▼充電ケースの重量(イヤホン収納時)。『Air 2Pro』との比較です。
▼イヤホンの重さ。イヤホンそのものも軽い。
コンパクトなサイズ感なので、ポケットに入れたときの違和感も多少は抑えられます。
イヤホン本体も小さめで、扱いやすいカナル型。軽量なのでつけっぱなしにしていてもストレスを感じません。
見た目のチープさが拭えない
低価格のイヤホン相手にデザインを求めるべきではありませんが、ツヤ感といいクリア樹脂部分といいチープに感じます。
▼充電ケースは全て同色のプラスチック素材。
▼イヤホン本体のビニール質のツヤがイマイチ…。
変に高級感を出すためにメッキ加工をするよりも、無骨に黒一色にまとめているのは好印象です。
欲を言うなら、本体のビニールのステッカーの艶がチープさを強調してしまうので、ここもいっそのこと同素材が良かったとも思います。
とはいっても、着用時の耳を他の人が見るわけでもないので、あくまでも自己満足の範囲。
音質は対費用効果としては十分
Soundcoreの特徴でもあるドンシャリ音が強めで、可もなく不可もなくといった印象です。
ハイエンドモデルのものと比べると、音の立体感がやや欠けるような感じです。
とはいえ、5,000円以下で考えると妥協できる…というか必要十分な音質に感じています。
一週間ほど使ってみましたが、耳の慣れもあるのか使っているうちに気にならなくなりました。
タッチ操作対応
音量の上げ下げや曲を飛ばす機能、音声アシスタントの呼び出しの設定が可能です。
タッチ反応は良好で、ストレスを感じることも無く操作できます。
機能は最低限なので特筆するところは無し。
通話音質は充分
通話音質は想像以上に満足しています。
声もしっかりと伝わるし、通話環境のノイズもある程度消してくれている印象。
声が途切れたり遠くに聞こえるといったこともないので、日常的にイヤホンを使って通話している方であってもオススメできます。
予算と使用頻度によるが…
使用頻度が多く、音質やノイズキャンセリング機能付き、かつ価格も安いものが良い方は『Soundcore Life P3』を強くオススメします。
金額は倍額近くしますが、ノイズキャンセリング機能や好みのイコライザー調整機能付きで、ハイエンドクラスのものも今や少し手を伸ばせば手が届きます。
毎日使用するのであれば、QOLを上げるためにも金額で妥協しないほうがいいと考えます。
電車通勤で使用する方やそもそも音楽が好きな方には『Soundcore Life P2 mini』はオススメできないかなと感じています。
やっぱりノイズキャンセリング機能は欲しいと感じるはずです。
最後に
総評すると、低価格帯でありつつ充分に音楽を楽しめるイヤホンでした。
ケースはかなりの小型で軽量、機能性も最低限備えていると考えると、タイミングによっては4,000円以下で買えるすごい時代になりました。
日常的に使用はしないけど、出先でたまに使う程度、学生、最低限の機能で事足りる方にはオススメできる商品です。
そもそも音質やノイズキャンセリングといった、ハイパフォーマンスを求める層にはこのイヤホンの購入は検討しないと思われます。
低価格でワイヤレスイヤホンを求めている方の一つの候補に上がれば幸いです。
ではノシ