連休中は仕事でバタバタしていたのですが、連休明けに無事休みが取れたので旅行に行ってきました!
今回旅行に行ったところは、筆者の住んでいる糸島から車で約1時間程度のところにある『佐賀県呼子町』です。
呼子というとイカが名物なので宿泊するイメージあまり無いと思われますが、そんな港町にオシャレな古民家を改装したゲストハウスが誕生とのこと。
糸島に観光箇所は多いけど、宿泊施設が少ないのが悩みもの。
でもせっかくの観光なのでどうせならゆっくり満喫したいですよね!!
宿泊したゲストハウスがあまりにも良かったので紹介させていただきます!
▼佐賀県の旅行支援がまだ残っていますので、予約はお早めに!!▼
百と十_vesper
明治時代に建築された建屋を改装し、現代のデザインを組み合わせた宿泊施設です。
外観からは想像ができないほど改装された内装には圧巻させられました。
▼一度中に入るとそこは古き良き港町の『呼子町』とは全く違った世界観を演出してくれます。
中庭
▼レンガの壁面と日本建屋らしい縁側、中庭の緑が出迎えてくれます。和と洋の組み合わせが明治時代でもオシャレだったのかな?
▼反対側から見た景色。
日本家屋の特徴である瓦屋根と漆喰、今では珍しくなった白熱灯が温かみある演出をしてくれます。
中庭の生い茂った緑が色彩鮮やかな空間に表現してくれています。
▼夜になるとまた違った顔を見せてくれます。
カフェスペース
このカフェスペースではカフェはもちろんのこと、ディナーとモーニングもここ。
▼日本家屋でもなかなか目にすることができない、大きな梁が印象的なカフェスペース。
キッチンスペースのシェルフはバーのような作りになっていてオシャレさを演出。
▼何より印象に残ったのは、真四角にくり抜かれた呼子湾が見えるこの景色。素敵過ぎる。
デッキスペースの奥に湾を見せることで、港町の風景を絵画のような演出。まるでヨーロッパにでも来たかと錯覚させる景色。
ゲストハウス『十』と一部共有スペース
部屋は全部で3種類、『一』『十』『百』に分けられていて、今回宿泊した部屋が『十』になります。
▼天上が高く開放的であり、モダンテイストなインテリアのカラーが疲れた体をホッとさせてくれます。
▼夜は暖色のスポットライトで薄暗く、昼間とは違いよりリラックスした空間に変わります(写真の補正がかかっていて暖色がわかりにくくなっています…)。
▼カウンターテーブルで港町を一望しながら翌日の計画立てるのもいいですね♪
▼夜の呼子湾も明かりもロマンチックな雰囲気に。かなり素敵。
▼ベッドもふかふかで気持ちいいしぐっすり眠ることができました。
▼ゲストハウスということもあり、トイレやシャワー、洗面所は共有となります。
共有スペースは清潔感があり、明るめの木目調と白基調の空間でより一層清潔感を強調してくれています。
▼一階はシャワールームと畳の部屋。日陰で風通しもいいので涼しくて気持ちいいです。こちらではくつろぎながら中庭の風情を楽しむことができます。
ディナー
ここでお待ちかねのディナー!!
ディナーは創作洋食で、季節の野菜と佐賀の名物をふんだんに使用したコース料理。
▼メニューがこちら!佐賀牛が入っています!!嬉しい!!!
▼前菜がこちら一つひとつきれいに並べられていて、どれから食べるかかなり悩みもの。
エビはぷりぷりして美味しいのはもちろんなんですが、フリッタータなんて食べること無いので新鮮味がすごい。少し硬めの卵焼きなんて思っていましたが、いい意味で期待を裏切ってくれました。食感はムースそのもの。
前菜と言うにはあまりにも豪華で、これだけでワインがかなり進んでしまう。
▼鯛のソテー。ソースは季節の野菜を使っているので時期によって変更されます。
皮面がパリパリしてて美味しく、淡白な鯛に程よく絡むソースが絶妙。鯛の甘みと野菜の甘味を楽しめる一皿。これだけでもかなり満足でした。
▼そしてお肉。佐賀牛。佐賀といえば牛!そうです、あのA5ランクの佐賀牛です。
ランプ肉特有である油のクセが無く上品な味わいに舌鼓。ソースはトリュフとフルーツピュレという意外な組み合わせ。クセの少ないお肉だからこそソースが際立ち香りを楽しめます。
付け合せのソテーされた野菜も、甘みが強調され塩加減が程よく付け合せというにはもったいない。
れんこんはシャキシャキしつつも香ばしく、大きなアスパラは季節モノで甘くて柔らかく仕上げられています。
▼最後のデザート。ここでも和と洋の組み合わせ。
アイスがさっぱりとしていて、濃厚なガトーショコラとの組み合わせが丁度いい。小豆はつぶつぶ感を残しつつ、ほんのり甘く仕上げられています。
大満足なコース料理。これだけでも軽く一万円は超えるのでは…?
モーニング
朝食は体に優しい野菜を中心としたワンプレートです。
一日の始まりに、重すぎないこの量が丁度良くて嬉しい。
▼朝食は色とりどりの野菜に、チキンのハムと手作りパン、そしてたっぷりのトマトソースで味わうオムレツ。
パンは挟んで食べることができるので、お好みの具材を挟んで楽しめます。
別添えのデザートは旬の甘いいちごとほのかな甘味でいちごをより引き立ててくれるムースも。
ディナーとモーニングともに野菜を多く使ったレシピで、女性はもちろん健康志向の方には嬉しい品々でした。
ゲストハウスと思えないデザイン性、料理は一流、なのに良心的な価格設定
雰囲気も落ち着いていて、海を一望しながら美味しい料理を食べられる場所は本当に数が少ないです。
さらに料理を頂いたらどうせならお酒もいただきたい。お酒を飲んだらどうせならくつろぎたい。そんな希望を叶えてくれる『百と十_vesper』。
ゲストハウスの写真はご覧の通りデザイン性はかなり素晴らしく、居続けたくなるような落ち着いた空間です。
さらにその空間で提供される料理が一流なので満足しないわけがありません。
オーナー兼シェフの林さんは下積みを十数年積んでいる大ベテランの料理人です。
そしてオーナーの奥さんもパティシエということで、コースのスキが全くありません。
これで一人15,000円でお釣りが来るのが驚きです。
もちろん、ゲストハウスなので小さなお子様連れのご家族には不向きですが、一人旅やカップルでの宿泊にはかなりおすすめできます。
糸島観光を終え疲れた体を癒やす宿をお探しなら『百と十_vesper』を是非検討してみてはいかがでしょうか。
追記
お越しの際には、近くにある『moc coffee』も足を運んでみてくださいね!
▼コーヒーはもちろん!
▼スムージーも甘酸っぱくておいしいですよ♪
ではノシ